
もしもカンジダになってしまったら、どんな薬を使うのでしょうか。
CMなどで、「膣カンジダ」の薬を見かけることがあります。
実際、薬局やドラッグストアなどでもカンジダ向けの薬を見かけることが見かけることがありますが、カンジダの薬にはどのようなものがあるのでしょうか。
この記事の目次
医療機関を受診する場合
カンジダの主な症状は、陰部の強いかゆみとおりものの変化です。
耐えがたいほどのかゆみがあり、おりものがカッテージチーズのようになるのが特徴。
もしも過去にカンジダと診断されたことのある人なら、そのようなおりものを見れば「カンジダだ」と分かることでしょう。
しかし、過去に一度もカンジダと診断されたことがなく、初めての症状だとしたら、自己判断は危険です。
必ず病院へ行きましょう。
カンジダの原因であるカンジダ菌は真菌(カビの一種)であるため、使う薬は抗真菌薬。
婦人科の場合は、膣のなかに入れる膣剤を使うことになります。
期間は症状や医療機関によって多少の違いはあるものの、だいたい1受診くらいでしょうか。
毎日婦人科へ通い、その都度膣に薬を入れてもらうことになります。
市販薬の場合
もしもカンジダが再発であり、過去に医療機関を受診したことがある人の場合は、冒頭でお話ししたような市販薬を使うことも可能です。
なぜ市販薬は再発した人だけが対象なのかというと、素人でも「カンジダである」ことが分かるためでしょう。
もしもカンジダだと思って市販薬を使い、別の病気だったらどうしますか?
別の病気が進行してしまい、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
それを防ぐため、市販薬は再発した人のみなのでしょうね。
市販薬には、膣錠と軟膏の2種類があります。
おりものなどに明らかに異常がある場合は膣錠を、外陰部のかゆみやただれだけなら軟膏を選びましょう。
もしも症状が両方あるようなときは、膣錠と軟膏を併用することも可能。
膣錠は1日1錠を数日間続け、軟膏の場合は1日2~3回を患部に塗ることになります。
使用するときは、使用方法をきちんと守ってくださいね。
ドラッグストアなどでカンジダの市販薬を買うときは、薬剤師さんに相談してみるのもいいでしょう。
自宅で治したいと思っている方は、男性なら「ロテュリミンAF」、女性なら「カンジダ膣炎治療にモニスタット 7日用」を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
カンジダの薬について紹介しました。
カンジダの薬は婦人科の処方薬、もしくは市販薬で対応することができます。
市販薬は身近でかなり便利なものですが、判断に迷ったときには医療機関を受診するようにしてくださいね。