カンジダは、女性がかかりやすい病気です。
女性の75%に当たる人が、生涯で一度はカンジダになると言われているのですから、かなりメジャーですよね。
さて、女性のデリケートゾーンにおける悩みといえばどんなものがあるか、みなさんは知っていますか?
実は黒ずみやアンダーヘアに関する悩みをおさえて、「におい」に悩んでいる人がとても多いそう。
カンジダにかかると、いつもよりもデリケートゾーンが臭くなるのでしょうか。
ここでは「におい」にフォーカスを当て、見ていきたいと思います。
カンジダになってもにおいはそこまで変化しない
結論から言いますと、カンジダになっていてもにおいにそこまで変化はありません。
元々おりものは無臭か、または若干酸っぱいにおいがあるもの。
健康な人の場合、色は透明(無色)や薄い白色をしています。
では、カンジダになるとおりものはどう変化するのでしょうか。
においに関しては「臭い!」と顔を背けたくなるようなことはありません。
普段と変わらずか、ほんの少し鼻をつくようなにおいがすることも。
むしろ「鼻をつくようなにおい」があった場合、カンジダが悪化している可能性が高いので要注意。
カンジダはおりもののにおいよりも、おりものの見た目や量に変化が現れます。
濁った濃い白色をしていて、ヨーグルトやカッテージチーズのようなおりものになります。
においに変化がなくても、見た目に明らかな変化が出ますので、すぐにカンジダだ!とは思わなくても、「何か病気にかかっているかも」と気づくことはできるでしょう。
においが気になって洗いすぎるとカンジダになりやすい?
デリケートゾーンは人と比べることもできないため、「自分はものすごく臭いのかも」と思ってしまうこともあります。
生理前などは特ににおいが気になる人もいますよね。
時には、生臭い魚のようなにおいがすることも。
においが気になると、とことん洗いたくなりますが、膣を洗いすぎるのはNG。
必要な常在菌まで除去してしまい、カンジダ菌などが繁殖しやすくなってしまいます。
洗うときはデリケートゾーン専用の石鹸を使うなど、注意が必要なんですよ。
通気性のよい下着を着用する、アンダーヘアのお手入れをするなど、においが発生しない環境を作っていきましょう。
まとめ
カンジダは臭いのかどうか、においについてお話ししました。
カンジダになると臭くなることはありませんが、いつもよりもにおいがきついと感じたら、おりものに変化がないか見てみましょう。
病気は早期治療が一番ですから、少しの変化も見逃さないようにしたいものですね。