カンジダは、何らかの理由でカンジダ菌が異常増殖してしまって起こる病気です。
元々腸内に日和見菌として住み着くカンジダ菌は、免疫力が低下したときなどを狙って膣などで繁殖してしまうのです。
膣は体の外に露出しているわけでもないですし、温度なども含め細菌が繁殖するには絶好の部位。
男性もカンジダにはなることがありますが、亀頭が露出しているため、細菌の繁殖には適していません。
そのため男性はあまり症状が出ることがなく、女性に多い病気と言われているのでしょう。
さて、そんなカンジダですが、インターネットを見ているとカンジダの症例写真を見つけることができます。
カンジダの写真からは、どのようなことがわかるのでしょうか。
カンジダの症状は人に相談しにくい
カンジダは、主に膣やその周辺に症状が現れます。
いわゆるデリケートゾーンですね。
普段、家族や友達とデリケートゾーンを見せ合っている人はいますか?
恐らくいないと思います。
デリケートゾーンの悩みは誰かに打ち明けることが難しく、ひとりでいつまでも悶々と考えてしまう…なんてこともあるもの。
ただでさえ女性は色や形、におい、アンダーヘアのことなどデリケートゾーンの悩みがいっぱい!
人と比べることができないため、「私のデリケートゾーンっておかしいのかな?」と悩んでしまう人もいるんですよ。
相談しにくい、打ち明けにくいことだからこそ、ネットに写真が出ているのはありがたいのではないでしょうか。
カンジダなのか自己判断できる
カンジダになると、強いかゆみとともにおりものにも明らかな変化が見られます。
しかし、かゆみのでる性感染症はカンジダだけではありませんし、おりものに変化が出るものもカンジダだけではありません。
言葉でいくら「カンジダのおりものはカッテージチーズのよう」だなんて言われても、実際に見たことのない人にはピンときませんよね?
そんなときも、実際のカンジダの写真があれば、自分もカンジダになっているのか、それとも別の病気なのかの区別がつけられるのではないでしょうか。
カンジダだと思って市販薬を使っていたら、実は別の病気でそちらがどんどん進行してしまった、なんてこともあります。
間違った市販薬を使わずにすむ、というのも、写真で区別ができるからこそでしょう。
ただし、安易に自己判断をするのは危険でもあります。
自己判断は間違っていることももちろんあるわけですから、「何かおかしい」と感じたら病院へ行くようにしてくださいね。
まとめ
カンジダの写真でわかることについて、紹介しました。
白くて粘り気のあるおりものの写真や、外陰部にコケのように張り付いたおりものの写真は、明らかなカンジダを示すものです。
自分のデリケートゾーンの異変が何なのかを探るためには、写真を参考にしてみるのもいいでしょう。
人には見せにくい場所だからこそ、写真があると助かりますね。
ただし、もしものときにはきちんと病院で診てもらうことを頭に入れておき、写真による自己判断のみに頼りすぎてはダメですよ。