
カンジダは、繰り返しやすい病気です。
治ったと思っても、ふとしたことで再発してしまうことは珍しいことではありません。
数ヵ月に一度、数年に一度などペースこそ人それぞれですが、多くの人が「カンジダの再発」を経験しているのです。
それは、カンジダの原因であるカンジダ菌が、常在菌の日和見菌であるため。
免疫力が低下したときや体調を崩したときなどに活発になり、カンジダを引き起こしてしまっているのです。
では、カンジダが再発してしまったときにはどうしたらいいのでしょうか。
カンジダが再発してしまったときにするべきことを、まとめてみました。
この記事の目次
再発の場合は市販薬もOK
カンジダは、軽いものなら免疫力が回復すれば自然と治ることもあります。
自分自身の免疫で、原因菌をやっつけてくれるのです。
しかし、症状が強い場合には病院で専門医の治療を受けることが鉄則。
たかがカンジダだからと放っておくと、不妊など取り返しのつかないことにもなりかねないんですよ。
とはいえ、なかなか病院へ行ける人ばかりではありません。
仕事が忙しい、休日がたまたま休診日だったということもあるでしょうし、そもそも婦人科へ行きたくないという人もいると思います。
実はカンジダは、再発ならば「市販薬」でも治療することができるんですよ!
わざわざ病院まで足を運ばなくてすむので、とても便利ですよね。
カンジダ再発者向けの市販薬には、膣の中に入れて使う抗真菌薬(膣錠)と、患部に直接塗るクリーム(軟膏)があります。
カッテージチーズのようなおりものが出る、おりものが外陰部に張り付いているような場合には膣錠を、膣やその周辺がかゆいなどの皮膚疾患がある場合は、クリームを使うといいでしょう。
症状によっては、どちらも使うこともあります。
カンジダの市販薬はドラッグストアや薬局はもちろん、通販で買うことも可能。
カンジダの薬を買うことを他人に知られたくない!というような人は、通販で購入してみてください。
市販薬はあくまでもカンジダが再発した人向けのものなので、初めてカンジダにかかった人は、面倒でも必ず病院で診てもらってくださいね。
カンジダの再発を防ぐには
カンジダの再発を防ぐには、どうすればいいのでしょうか。
経験したことのある人なら分かると思いますが、カンジダのかゆみは相当なもの。
もう二度と経験したくないと思うようなレベルのかゆみです。
できることならカンジダを再発しなくてすむようにしたいものです。
ポイントは、規則正しい生活をして免疫力を低下させないようにする、ということ。
免疫力を上げるよう、規則正しい生活を心がけてみてください。
免疫力が高ければ、カンジダ菌が悪さをすることはないのです。
まとめ
カンジダが再発してしまったらどうすればいいのか、お話ししました。
カンジダの再発ならば市販薬が使えるので、市販薬を使って治すというのが一般的です。
ただし、市販薬を使っても治らない、症状が悪化するような場合には、別の感染症の可能性もあります。
そのようなときは、必ず病院で診てもらうことも忘れずに。