
カリとは、ペニスの先端にエラのように出っ張ってる部分の事です。ここが赤く腫れてるようならば、それは亀頭包皮炎の可能性が高くなります。性交渉や自慰行為などでカリが傷付き、そこから菌が潜入して炎症を起こしてるのです。
もしカリが赤く腫れ、さらにカリや包皮に白っぽいカスがあるなら男性カンジダ性亀頭包皮炎かもしれません。
そして、もし黄色い膿が出てきてるようならば淋菌が原因の場合があります。こちらも正確な診断をしてもらう場合は、泌尿器科へ受診しましょう。
「淋菌でもカンジダ菌でも、どちらにしたって炎症なんだから塗り薬で治るでしょ!」と考えるかもしれませんが、淋菌は抗生物質、カンジダ菌は抗真菌剤を利用します。また、ただ炎症を起こしてカリが赤く腫れてるだけならば、軟膏を塗って治していきます。
カリの炎症と言えども最適な塗り薬があるので、まずは泌尿器科でどんな種類の炎症なのか判断してもらいましょう。自己判断で最適ではない塗り薬を塗ってしまうと、効果はあまりありません。また、男性カンジダ性亀頭包皮炎は放っておくと尿道炎を起こします。カンジダでなくても菌が皮膚内にいるのは決して良くないため、泌尿器科で早めに判断してもらいましょうね。