カンジダは、軽いものなら放置しておいても自然治癒することがあります。
しかし、症状が強い場合や不安なときには、医療機関を受診しましょう。
とはいえ、医療機関ではどのような治療をするのか、それもそれで不安ですよね。
ここでは、カンジダの一般的な治療法について紹介していきます。
カンジダは女性に多い病気ですが、男性もなることがありますから、男女別に治療法を紹介していきますよ。
この記事の目次
カンジダの治療法 男性編
男性の場合は、性器が露出していることから、カンジダ菌が増殖することはあまりなく、症状が出ることも少ないです。
しかし免疫力が落ちているときなどは感染することもありますから、「男だからカンジダになるわけはない!」なんて思わないでくださいね。
さて、気になる治療法ですが、男性の場合は泌尿器科へ行けば問題ないでしょう。
内科や皮膚科で診てもらえることもあります。
尿検査や目視で症状を確認し、カンジダが認められたら抗真菌薬のクリームを処方されると思います。
治療としては抗真菌薬クリームを患部に塗るだけですが、悪化すると尿道炎などの炎症が長引くことにもなりかねませんから、恥ずかしがらずに受診することが大切です。
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カンジダの治療法 女性編
女性がカンジダかな?と思ったら、婦人科または産婦人科へ行きましょう。
明らかな症状がある場合、特別な検査をせずにカンジダと診断されることもあります。
検査をする場合は、尿検査やおりもの検査であることが多いですね。
カンジダはおりものに特徴的な変化が見られるため、専門医であれば目視で簡単に判断できてしまうそうです。
カンジダと診断された際の主な治療法としては、抗真菌薬の膣錠を膣の中に入れることになります。
奥のほうまで入れなくてはならないため、基本的に治療期間中は毎日婦人科へ通うことになるでしょう。
治療期間としては、だいたい6日~7日ほど。
症状によっては期間が延びることもあるので、あくまでも目安だと思っていてくださいね。
もしもカンジダが再発したという場合は、市販の治療薬を使っても治療することができますよ。
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まとめ
男女別のカンジダの治療法を紹介しましたが、もしも恋人がいて性行為をしたことがあるのなら、パートナーと一緒に治療することが大切です。
どちらかだけが治しても、パートナーが治療していなければ、性行為をするたびにまた感染してしまいます。
このようなピンポン感染にならないよう、カンジダの治療を始める前にはパートナーにも報告し、できることなら同時に治療を開始することが大切です。