カンジダ菌に感染して発症する男性カンジダ性亀頭包皮炎は、激痛が走るものではないので放置しがちです。そして、いつか自然に治るんじゃないかと期待してる人もいるかもしれません。
しかし、男性カンジダ性亀頭包皮炎は軽度なら自然治癒する可能性はありますが、なかなか難しくて放置しても治るとは断言できません。しかも悪化するリスクもあります。
悪化して起こる最も怖いのが陰茎癌です。発症率は限りなく低く、10万人に1人もいないのですが、あくまでも確率です。しかし、喫煙してる人は陰茎癌になるリスクが3倍、包茎だと10倍のリスクがあります。包茎人口も喫煙人口も多い日本人男性は、陰茎癌に絶対にならないとは言い切れません。陰茎癌は転移しますし、悪化すると根絶治療もできなくなってしまうので要注意です。
また、陰茎癌まで行かなくても男性カンジダ性亀頭包皮炎が悪化すると尿道炎になるリスクが高まり、リンパの腫れなども引き起こします。
ちんちんの皮が薄くなって切れてしまう!と最初は些細な症状でも、男性カンジダ性亀頭包皮炎を疑って早めに治しましょう。悪化すると自分が持つ免疫力ではどうにもできなくなってしまうため、早めの対処が必要です。
※ぺニスの皮が赤くなる場合は男性カンジダ性亀頭包皮炎かもしれません。